モンゴル国カシミヤ産業促進「ビジネスマッチング」

現在モンゴル経済は成長傾向にあり、資源輸出や対内直接投資の増加などを受けて、2018年上半期の実質GDPの成長率は6.3％を記録しました。世界銀行は、モンゴル国の同年通年の成長率予測を5.9％へと上方修正したほか、2019年の成長予測値を6.6％とするなど、経済のさらなる拡大が期待されています。

モンゴル国は「開発政策基本ビジョン」として、①鉱業、②農牧畜産業、③観光と言う3 つの分野を対象に開発目標を掲げています。なかでも、カシミヤ産業においてモンゴル国は世界第２位のカシミヤ原毛の生産国であり、多くの繊維企業がカシミヤ製品を生産しています。こうした強みを活かしつつ、安定的な輸出先として日本側のパートナーを得るとともに、市場戦略をより明らかにすることを目的として、この度開催される「第6回国際アパレルEXPO春」にモンゴル国から９社のカシミヤ繊維企業が出展することとなりました。モンゴルのカシミヤ繊維企業の基本的な市場戦略は、高付加価値の製品開発、高品質・デザイン性に基づいた差別化とブランド構築、海外市場の開拓です。

日本とモンゴルの間にEPA（経済連携協定）が締結され、モンゴル企業では対日輸出への意欲と、日本企業との連携への期待がますます高まっております。カシミヤ産業分野でのビジネス展開にご興味ご関心をお持ちの皆様におかれましては、是非この機会に当展示会にお越しいただき、モンゴルの企業との「ビジネスマッチング」をご検討ください。

皆様のご来場をお待ちしております。

※会場では、駐日モンゴル国大使館、モンゴル国商工会議所（MNCCI）、ERINAのスタッフがサポ－トします。