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平成28年度
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国際共同研究
国境をまたぐ地域開発
北東アジア輸送回廊整備の現状と展望
事業内容 | 北東アジア輸送回廊の整備、活用状況等について、国際会議への参加や現地調査を通じて情報収集を行った。並行して、大図們江イニシアチブ(GTI)が進めるパイロット輸送プロジェクトなどに対して助言・支援を行った。さまざまな機会を利用して、地域協力における越境インフラ整備の意義や、輸送回廊におけるソフトインフラ改善の重要性を訴えた。 |
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講演・発表 |
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論文・報告書 |
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関連する受託事業 | 【一般財団法人国際臨海開発研究センター】 「ロシア港湾の現状に係る基礎的資料の収集整理業務」 ロシア極東地域の港湾の整備計画、開発構想等に関する資料収集 |
担当 | 新井洋史調査研究部長・主任研究員 |
中国の地域経済と地域政策に関する国際共同研究
事業内容 | 中国が進める「一帯一路」政策の中国国内政策としての側面に着目し、日本の地域政策との比較も行い、科学研究費補助金による研究成果や共同研究員の知見などを活用しつつ、多角的に分析した。 研究成果を発表した論文が北東アジア学会優秀論文賞を受賞した。 |
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催事・調査 |
第1回研究会(2016 年 5 月、新潟市) 第2回研究会(2016 年 11 月、東京) 第3回研究会(2017 年 1 月、新潟市) 第4回研究会(2017 年 2 月、東京)
報告者:張天維(遼寧社会科学院) |
講演・発表 |
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論文・報告書 |
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関連する受託事業 | 【北京市科学技術研究院・北京科学学研究センター】 「The current situation of the technology innovation system and its problems in China, Japan, Germany, and the EU」 (中国、日本、ドイツ、EUにおける技術革新の現状と課題) 北東アジア地域における地域協力の展開状況に関する資料収集・分析業務 |
担当 | 穆尭芊研究主任 南川高範研究員 |
環境・エネルギー協力
パリ協定の下での北東アジアのエネルギー協力
事業内容 | 今年度の招聘外国人研究員とともに北東アジア各国の政策や各種データを収集、整理した。その結果、北東アジア地域には膨大な再生可能エネルギーポテンシャルがあるものの、各国における温室効果ガス排出の現状や排出削減への対応状況から、このままでは「2℃目標」の実現に十分な排出削減は困難だとの示唆が得られた。 |
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催事・調査 |
※ 事務局として企画運営を担当 |
講演・発表 |
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論文・報告書 |
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担当 | 新井洋史調査研究部長・主任研究員 Sh. エンクバヤル主任研究員 南川高範研究員 |
北東アジアの経済連携
アジア太平洋地域の経済統合と北東アジア
事業内容 | 北東アジア地域のうち、特に中国に着目し、その FTA 政策の特徴等の分析を行った。その結果として、これまで主に途上国との FTA が中心であったが、先進国との FTA においては知的財産権や環境、労働などの分野での対応が必要となること、そしてそれを通じて中国の構造改革が進む可能性があることなどを指摘した。 |
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講演・発表 |
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論文・報告書 |
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担当 | 中島朋義主任研究員 |
北朝鮮の変化と北東アジア経済の未来像
事業内容 | 北朝鮮内外の情勢が複雑化する中、北東アジア各国が北朝鮮の変化にどう対応するべきかという問題意識を持って、北朝鮮の経済面を中心に政治・安全保障面も含めて変化の動向把握を行った。その結果は、国内外の国際会議での発表や執筆、NHK『クローズアップ現代』などマスメディアでの発言を通じて、社会に還元するよう努めた。 |
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催事・調査 |
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講演・発表 |
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論文・報告書 |
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メディア |
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担当 | 三村光弘主任研究員 |
北東アジアの移行経済国の知的基盤整備
事業内容 | 北東アジアのビジネス環境改善に寄与するよう、北東アジアの移行経済国の経済改革と対外開放を担う人材育成を進めることを目的とし、当事者を交えた研究会を開催した。 |
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担当 | 三村光弘主任研究員 |
北東アジアにおける市場経済化
ロシア極東経済発展の潜在力の評価
事業内容 | 2015 年に実施した企業経営者アンケートを統計的に分析した結果、ロシア東部地域の企業経営者の問題意識や諸課題への対応は、多くの点で比較対象とした西部地域とさほど大きな違いがないことが明らかになった。 |
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催事・調査 |
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論文・報告書 |
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担当 | 新井調査研究部長・主任研究員 |
市場経済体制を支える人材の育成
事業内容 | 北東アジアにおける経済交流を活性化させるため、海外取引実務能力の向上を図る事業を、吉林大学北東アジア研究院と共同で実施した。 |
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催事・調査 |
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担当 | 三村光弘主任研究員 |
北東アジアの構造改革と地域内協力
事業内容 | 北東アジア各国における構造改革課題を特定し、その解決策や成長戦略を推進する上での地域内協力についての研究に着手した。今年度は、各国経済についての第一線の研究者を招聘して国際ワークショップを開催し、論点整理を行った。 |
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催事・調査 |
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担当 | 中島朋義主任研究員 河合正弘代表理事・所長 新井洋史調査研究部長・主任研究員 Sh. エンクバヤル主任研究員 三村光弘主任研究員 穆尭芊研究主任 南川高範研究員 |
基礎調査研究
北東アジア動向分析
事業内容 | 北東アジア各国の経済動向を示す基礎データを収集し、分析を行い、北東アジア地域に関する正確で分かり易い情報を広く社会に提供することに努めた。 |
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論文・報告書 |
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担当 | 中島朋義主任研究員 新井洋史調査研究部長・主任研究員 Sh. エンクバヤル主任研究員 三村光弘主任研究員 穆尭芊研究主任 南川高範研究員 |
中国経済
中国(東北)経済
事業内容 | 中国東北地方の経済実態を把握するための情報収集などを継続し、中国東北部に関心を持つ地方自治体や日本企業の参考となるよう、専門誌への寄稿等を行った。 |
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催事・調査 |
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講演・発表 |
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論文・報告書 |
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担当 | 穆尭芊研究主任 南川高範研究員 |
中国におけるマクロ経済政策の実効性に関する研究
事業内容 | 省ごとの物価上昇率のばらつきに注目し、多変量モデル解析を行った結果、デフレ的な状況にある省においては住宅投資や衣類生産などを刺激する財政政策が有効であるとの示唆を得た。 |
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催事・調査 |
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講演・発表 |
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担当 | 南川高範研究員 |
ロシア経済
事業内容 | ロシア極東地域での「先行発展区」や「ウラジオストク自由港」といった新たな特区制度の恩恵を享受しようとする民間企業が順調に増加している状況や、逆に大規模インフラ整備の進捗が計画よりも遅れている状況などを把握した。 これらの情報を、制度概説とともに、寄稿や講演等の形で社会に還元した。 |
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講演・発表 |
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論文・報告書 |
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担当 | 新井洋史調査研究部長・主任研究員 |
モンゴル経済
事業内容 | モンゴルの貿易政策に焦点を合わせた研究を行い、モンゴルの関税引き上げ政策に関し、応用一般均衡(CGE)モデルを用いた分析の結果、こうした政策はGDP 押上げ効果を持つものの、社会的厚生を減少させることから、税収増を有効活用する必要あることを定量的に示した。 |
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講演・発表 |
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論文・報告書 |
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担当 | エンクバヤル・シャクダル主任研究員 |
韓国経済
事業内容 | 韓国経済の専門研究者による「韓国経済システム研究会」を開催し、日韓関係、韓国経済の構造問題、韓国のFTA政策について、メンバー相互での検討を深めた。 |
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催事・調査 |
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論文・報告書 | 「北東アジア動向分析」、「北東アジア経済データブック」の韓国部分 |
担当 | 中島朋義主任研究員 |
北朝鮮経済
事業内容 | 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙『労働新聞』などの一次資料を基に、北朝鮮の経済・社会動向について定点観測を行った。 |
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論文・報告書 | 「北東アジア動向分析」、「北東アジア経済データブック」の北朝鮮部分 |
担当 | 三村光弘主任研究員 |