令和3年度

 

北東アジア地域協力の課題と展望

北東アジアの経済統合に向けた地域協力

事業内容 米中対立や新型コロナウイルス感染拡大など悪条件の下での経済統合や経済協力に関連したテーマでの国際会議やシンポジウムが国内外で多数開かれる中、主に日本の視点から現状や将来展望についての報告等を数多く行い、社会のニーズに応えた。他方、新型コロナウイルス感染の継続など諸般の事情から、今年度は国際ワークショップの開催を断念した。過年度に実施した共同研究成果の一部をERINA ディスカッションペーパーとして公表しつつ、これらを商業出版する準備を行った。
担当 河合正弘代表理事・所長
新井洋史部長・主任研究員
志田仁完部長代理・主任研究員
エンクバヤル・シャグダル主任研究員
中島朋義主任研究員
三村光弘主任研究員
李春霞研究主任
董琪研究員


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パリ協定の下での北東アジアのエネルギー・環境協力

事業内容 第26 回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)のサイドイベントにおいて、日本のベンチャー企業の新技術紹介を行ったほか、日露エネルギー・環境対話(後述:C 情報発信(3))において日ロ間での温室効果ガス削減分野での協力に関する議論を行った。
主な催事
・調査
  • 第26 回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)参加
    (2021 年10 月31 日~ 11 月13 日、イギリス・グラスゴー市)
担当 新井洋史部長・主任研究員
エンクバヤル・シャグダル主任研究員


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アジア太平洋地域の経済統合と北東アジア

事業内容 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の発効や中国の環太平洋パートナーシップ(CPTTP)への加盟申請などの動きがあり、経済統合プロセスへの社会の関心が高まる中で、ERINA REPORT(PLUS)(後述:C 情報発信(2))において北東アジアのFTA に関する特集を組むなどして、日本や韓国をはじめとする北東アジアへのインプリケーションを検討した。
担当 中島朋義主任研究員
エンクバヤル・シャグダル主任研究員

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北東アジアの知的基盤整備

事業内容 人材育成に関する研究会を中国で開催することを模索したが、引き続き人の移動の制約が大きかったことなどから、実施を見送った。
担当 三村光弘主任研究員

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北東アジアにおける複合一貫輸送の展開

事業内容 協力関係にある大図們江イニシアチブ(GTI)主催の会議にオンライン参加するなどして、情報交換を継続したほか、受託事業や科学研究費補助金による研究などと連動しながら、研究成果の発表や経済界などに向けた情報提供を行った。また、北東アジア経済発展国際会議(後述:C 情報発信(3))において、国際物流に関する議論を行った。
関連する受託事業 【一般財団法人日本総合研究所】
「国土交通省総合政策局『シベリア鉄道の貨物輸送の利用促進に向けた実証事業等による調査委託業務』に係る支援業務」
担当 新井洋史部長・主任研究員
李春霞研究主任

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日中経済協力に関する国際共同研究

事業内容 吉林大学経済学院と共同で中国・長春市におけるワークショップ開催を計画していたが、実施できなかった。2019 年に開催したワークショップの成果の出版準備を行った。
担当 河合正弘代表理事・所長
新井洋史部長・主任研究員
李春霞研究主任
董琪研究員

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北東アジア各国経済の分析

中国経済に関する研究

事業内容 中国のイノベーション活動における人的資本投入や経営陣発明者の役割、および中国の所有制別の農業資本の蓄積メカニズムを明らかにし、学術論文等の形で研究成果を公表した。
主な催事
・調査
  • 所内セミナー「中国の「城郷発展一体化」と農村開発」
    月 日:2021 年12 月17 日
    発表者:山田七絵(アジア経済研究所研究員)
  • 所内セミナー「中国鉄鋼国有企業への公的支援の競争中立性」
    月 日:2022 年2 月22 日
    発表者:渡邉真理子(学習院大学経済学部教授)
担当 李春霞研究主任
董琪研究員

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ロシア極東地域の経済発展

事業内容 北東アジア諸国のなかでも特に新型コロナウイルス感染が著しいロシアを対象として、ERINA REPORT(PLUS)(後述:C 情報発信(2))において、コロナ禍を通して見たロシア経済の特徴についての特集を組んだ。また、ロシア全土を対象として地域レベルの比較を行い、特徴的な発展傾向を示す地域としてクラスノダール地方を見出した。
関連する受託調査 【一般財団法人国際臨海開発研究センター】
「ロシア極東港湾関連資料の収集・整理業務」
担当 新井洋史部長・主任研究員
志田仁完部長代理・主任研究員

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モンゴルの経済発展

事業内容 現地の研究者と協力して、日モンゴル経済連携協定(EPA)のレビュー・分析を行い、ERINA REPORT(PLUS)(後述:C 情報発信(2))における特集企画とした。
主な催事
・調査
  • 第11 回ERINA 共同国際ワークショップ開催
    主 催:ERINA、モンゴル国立商科大学
    月 日:2021 年10 月8 日
    開催方式:オンライン
    テーマ:日本モンゴル経済連携協定5 周年:概観と分析
    参加者:20 名
  • 現地調査
    期 間:2022 年3 月16 日~ 29 日
    訪問地:モンゴル・ウランバートル市
担当 エンクバヤル・シャグダル主任研究員

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韓国経済システムの研究

事業内容 韓国経済システム研究会を計3 回開催し、労使関係、FTA 政策、ベーシックインカムをテーマとして検討を行った。
主な催事
・調査
  • 「韓国経済システム研究会」開催
    第1 回研究会(2021 年10 月16 日、オンライン開催)
    テーマ:文在寅政権下の韓国労使関係
    報告者:朴昌明(駿河台大学教授)
    第2 回研究会(2021 年12 月4 日、オンライン開催)
    テーマ:韓国のFTA 政策
    報告者:金奉吉(富山大学教授)
    第3 回研究会(2022 年1 月29 日、オンライン開催)
    テーマ:韓国におけるベーシックインカムの動き
    報告者:金成垣(東京大学准教授)、木村幹(神戸大学教授)
担当 中島朋義主任研究員

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北朝鮮の変化と北東アジア経済の未来像

事業内容 北朝鮮と国境を接するロシアとの経済交流の将来像を探るべく、ロシア国境地域の現地調査を行ったほか、様々な組織の外部委員等としての活動を通じて、北朝鮮経済に関する研究蓄積の社会への還元を行った。
主な催事
・調査
  • 現地調査
    期 間:2021 年10 月6 日~ 31日
    訪問地:ロシア・沿海地方、モスクワ、ダゲスタン共和国、ハバロフスク地方、ユダヤ人自治州
担当 三村光弘主任研究員

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地方自治体の北東アジア交流

地方自治体の国際戦略展開の課題

事業内容 環日本海交流に積極的な富山県を対象として、関連する施策展開状況を整理した。
主な催事
・調査
  • ヒアリング調査(富山県)
担当 中島朋義主任研究員

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日本海側港湾連携の意義と課題

事業内容 日本海側諸港湾のポートセールス活動や港間連携の実態を把握するためのアンケート調査を実施した。
主な催事
・調査
  • アンケート調査(北海道から長崎県までの計17 港の行政、経済団体を対象)
担当 新井洋史部長・主任研究員
李春霞研究主任

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