日本人の案内に感服

先ごろタイのバンコクで開催されたSDGsのハイレベル戦略的会議に参加した。SDGs とは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための国際目標」のことだ。今回参加したのは17の目標(ゴール)のうちの「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」という「SDGs7」の会議だった。国連経済社会局(DESA)と国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)の共催の下、各国政府、国際機関、民間研究機関が一堂に会し、積極的かつフランクに意見交換を行っていた。

滞在中に機会があれば行きたいと思っていたバンコク国立博物館を尋ねた。国立博物館では、日時を選べば日本人ボランティアによるガイドがあり、そのガイドを聞けばタイの概要を知ることできると考えた。

博物館に着いたのはガイド開始時刻を過ぎていたが、中に入ると「日本語ガイドをご希望ですか?」と声を掛けられ、ガイドツアーを追いかけて展示室まで案内された=写真=。途中参加にもかかわらず快く迎え入れてくれ、仏陀(ブッダ)の生涯やタイの建築様式、国王の葬儀についての説明を聞くことができた。その詳細な説明に感服した。

後で知ったのだが、ボランティアガイドの方たちは、半年以上、文献等でタイの歴史、文化などを学びガイドデビューをするそうだ。このガイドは40年以上続いている。ボランティアの大半は駐在員の家族だ。数年の在タイ期間に意欲的に活動されていること、それが継続・継承されていることに敬服するとともに、誇らしく思った。

 

新潟日報エリナレター掲載