留学生が企業ツアー

ERINAは昨年11月、県内在住の外国人留学生を対象とした佐渡企業視察ツアーを実施した。ツアーには18人の留学生が参加し、尾畑酒造とシーサイド・ファクトリーを見学した=写真は尾畑酒造提供=。

尾畑酒造では、酒蔵の見学や交流会など、シーサイド・ファクトリーでは魚の生ハムの製造現場見学や試食会などが行われた。終了後、留学生からは「素晴らしいツアーだった」「今回のようなイベントを多く実施してほしい」などの感想が寄せられた。

現在、政府や地方自治体、企業などさまざまな機関が留学生の日本企業への就職を支援している。そこで欠かせないのは留学生に対しての地域の産業や企業、生活環境などのPRだ。

留学生は地域の産業や企業について知る機会が少ない。今回も参加者の半数以上が日本での企業、工場見学が初めてだという。せっかく新潟に留学し、学んでいるのに新潟の産業・企業を知らないまま、帰国や就職で新潟を離れてしまうのが惜しい。新潟の企業との交流を通じて、就職や新たなビジネスチャンスなどの可能性が生まれるかもしれない。参加者のうち、5人が視察した企業で働きたいという。

企業からは「知ってもらう良い機会になった」、「佐渡の産業や、働き方などを伝えることができた」、「勉強になった」など好意的な意見が多く寄せられた。企業、留学生の双方からニーズがあることを再認識した。今後もこのような交流の機会が増えることを期待したい。

新潟日報ERINAレター掲載