北東アジア輸送回廊ビジョン東京シンポジウム

ERINAが北東アジア諸国関係者と共同で作成した北東アジア輸送回廊ビジョンを、首都圏及び日本全国に広報する目的を持って7日、東京でシンポジウムを開催した(写真)。東京でその内容を政府、マスコミ、研究者、学生に訴えることの意義は大きい。

ERINAや新潟の名を知らしめることもあるが、最も重要なのは、北東アジアの相互理解、相互信頼関係を構築していくための一つの具体的方策を提案したことだ。北東アジアは我々の隣人であり、良い関係をつくることが極めて大切だ。そこで、共同の利益になり共同で取組める事業を興し、その過程でのやり取りや接触を通じて、理解と信頼を深めていく。その一つのアイデアとして、輸送回廊ビジョンの策定と具体化があると広報した。多くの人が「北東アジア人が策定した輸送回廊ビジョン」に強い関心を持つきっかけになれば大変有り難い。

シンポジウムの講師には、北朝鮮を除く北東アジアの各国・地域から10人近くの関係者が来日した。北朝鮮はオブザーバーとしてビジョン策定にも現地調査にも加わっており、まさに北東アジア人が作った計画なのだ。

パネルディスカッションの最後に、フロアから、ビジョンは分かったが日本は何をするのだろう、と質問があった。具体化のため日本政府は行動を起こして欲しい、各国政府に声をかけて欲しい、これが我々の希望である。聴衆にもっとも訴えたかったことを質問の形で投げかけてくれたものと思っている。道のりは遠いが、一つの波紋が次の波紋を呼ぶことを期待したい。

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新潟日報エリナレター掲載