LAでチャジャンミョン

出張でアメリカに行った際、ロサンゼルスに立ち寄った。ロサンゼルスにはコリアタウン(韓国人街)がある=写真=。チャイナタウンが一定の地域をすべて埋め尽くすことが多いが、LAのコリアタウンはオリンピック通り沿いに発達した帯のような形の地区だ。1988年に初めてアメリカに行ったとき、すでにコリアタウンはそこにあって、ハングルの看板があちこちにあるのを見て驚いた。

今回、16年前に行ったのと同じショッピングモールに行ったが、そのときと比べて変わっていたのは、ハングルの看板がさらに増えていたことと、料理の種類が増えたことだ。中華料理店も増え、韓国風中華料理を食べることができる。韓国の国民食と言われるチャジャンミョン(炒醤麺:黒みそと肉やタマネギを油で炒めてとろみをつけ、中華麺の上にかけた料理)もある。韓国では400円くらいのチャジャンミョンだが、LAでは650円くらい。味はほぼ同じでボリュームは1.5倍くらいあるので、値段の差はそれほどないと考えてもいいだろう。

コリアタウンの中ではベトナム料理屋や日本の牛丼チェーンも健闘していた。日本の人口減と外国からの移民の増加で、新潟でも将来的には、このような風景を見ることがあるかもしれない。それをチャンスと考えるか、それとも凋落ととるか。チャジャンミョンをほおばりながら、ふと考えた。

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新潟日報エリナレター掲載