六者協議再開か-エリナのセミナーで米議員が講演

1月18日、ERINAは「新しい北東アジア」東京セミナーのシリーズ第4回として、「北東アジアの中の日本-アメリカの視点から」と題するセミナーを米国大使館東京アメリカンセンターと共催した。

基調講演を行ったのは、カート・ウェルドン米下院議員(共和党)=写真右から2人目=。米下院軍事委員会副委員長でもある同議員は、10日から18日まで米国の超党派下院議員団の団長として北朝鮮など六者協議のメンバー国を歴訪した。訪問先はハバロフスク、平壌、ソウル、北京、東京の順であるが、平壌には実質3日間滞在した(その他の都市には実質1日のみ滞在)。

同議員は前回の平壌訪問(2003年5月)と大きく変わった点として、金永南最高人民会議常任委員会委員長とも面談したことや金桂冠外務次官と合計10時間にわたり率直な話し合いができたことなどをあげた。同時に、今回は金日成大学、チュチェ思想塔、地下鉄などを自由に視察でき、合計4時間のビデオ撮影と1千枚以上の写真撮影ができたとも発言した(ただし統一通り市場の撮影は断られたとのこと)。

ウェルドン議員が強調したのは、北朝鮮は条件が整えば「核を巡る六者協議」再開に前向きの姿勢を示したということだ。直近の問題として北朝鮮は第2期ブッシュ政権の顔ぶれや政策に多大な関心を示しており、北朝鮮を刺激するような発言が出なければ2月初旬の旧正月後にも6カ国協議再開は可能であろうとの楽観的見方を示した。

2月2日にも行われると見られているブッシュ大統領の一般教書演説が注目される。

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新潟日報エリナレター掲載