新潟県ロシア極東交流促進訪問団  - ロシア極東水産大学との交流について -

7月26日から28日まで、泉田知事を団長とする代表団がハバロフスク、ウラジストクを訪問し(写真)、いくつかの成果を携えて帰国した。ここでは、筆者が直接担当している極東水産大学との交流事業について報告する。

水産大学との交流は佐渡の水産関係者が中心になり実施してきた。過去3回佐渡へロシア側関係者を招聘し、短期の水産研修を行った。また過去2回、佐渡の関係者が大学を訪問している。今回は、来る8月21日から9月11日、同大学の学生5名が、佐渡で夏季研修を実施することで合意した。佐渡滞在中、水産加工、栽培養殖について実習する。

ロシア沿海地方では、沿岸漁業、栽培漁業の歴史が浅く、この分野では日本から学ぶべき点が豊富にある。他方、日本は乱獲、海洋汚染等で、沿岸漁業、栽培漁業とも問題を抱える。未だ手付かずの状態であるロシア極東の水域で、日本の問題を解決しながら、沿岸漁業、栽培漁業をロシアに根付かせることができれば、との意図で研修生受け入れに至った。

距離的にも1,000キロと近いロシア極東海域での沿岸漁業、栽培漁業による水産物、加工品が日本の食卓にお目見えするのも、そう遠いことではないと思われる。ロシア極東産の水産物が「関アジ」、「関サバ」のようなブランド品となり、新潟に集積され、日本全国に配送される日が来ることを期待しつつ、ロシア人研修生受け入れ準備を実施しているところである。

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新潟日報エリナレター掲載