首都圏空港・天津との定期空路、誘致へ

天津など中国首都圏方面との新規航空路開設を目指し、10月7~10日に新潟-天津チャーター便を利用して派遣された代表団(団長・堀川武新潟市収入役)に参加した。天津との定期便が実現すれば、環日本海圏の中心都市・新潟と環渤海圏の中心都市・天津が直接結ばれることになり、北東アジアの交流ネットワークに果たす役割は大きい。

天津市は人口約1,000万人。旧租界の風情おだやかな市街地=写真左=と、広大な港湾=写真右=・経済技術開発区とのコントラストが特徴的な、中国4直轄市の一つだ。その発展方向は、代表団が訪問する直前の10月1日(国慶節)に胡錦濤国家主席が天津市を視察し、天津を北の海運センターに-と期待を示したことにも現れている。

海は天津、空は北京、という機能分担もあって、いまのところ天津空港の年間利用客数は200万人、日本との定期便は名古屋1路線にとどまっている。しかし2008年の北京オリンピックを前に、旅客500万人、貨物30万トンを取り扱う新ターミナルが完成する予定で、新規空路が開設される可能性も高い。

2007年に新潟市が政令指定都市に移行すれば、天津直轄市と同様、首都圏を背後に控える“港湾・空港・特別市”という共通項をもつことになり、定期航空路の実現と付加価値の高い相互交流に弾みがつくだろう。天津空港との定期便プロポーズは多く、新潟の誘致活動もこれからが本番だ。県と市、官と民、市民と経済界が一体となった誘致への取り組みに期待がふくらむ。

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新潟日報エリナレター掲載