ロシア極東へ「食と花」を

10月17日から23日まで、新潟市ロシア極東経済交流団(団長:大泉淳一新潟市助役)の一員として、ロシア極東の2つの姉妹都市を訪問した。このミッションは、新潟市とハバロフスク市との姉妹都市提携40周年を記念して、物産見本市「新潟フェア」がハバロフスク市将校会館で開かれたことに合わせ、同市とウラジオストク市を訪問し、企業視察(IT企業、食品製造業)や商談を行う目的で実施された。

新潟フェアは大盛況で、目当てのブースになかなかたどり着けないほどの混雑ぶりだった。なかでも農産品の人気が高く、1個150ルーブル(約600円)の値をつけた梨(新高)は当日販売分として用意していた2箱を1時間もたたないうちに完売した。また、生花を扱っていたブース=写真=では展示用だったアザレアが約2万円で売れた。他の人が持っていない物を持つことはこの地の女性たちの大きな自慢になるという。

殺風景な工場の片隅に女性社員の手によって可憐な花が植えられたことを嬉しそうに説明する職員がいたり、レストランのテーブルに花が飾ってあったり、ロシアはもうだいぶ寒くなっていたというのに、花を目にする機会は多かった。また、ウラジオストクでは花屋だけが両側にびっしり並んでいる通りがあったし、道路沿いに露天の花売り商もいた。花の多くはヨーロッパから輸入され、ロシア極東へ運ぶには輸送費もだいぶかかるという。

「食と花の政令市」を目指す新潟市から飛行機で2時間の近さのロシア極東に、もっと積極的に食と花を売り込む余地は大いにあると感じた。

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新潟日報エリナレター掲載