ビジネスメッセ開催 モンゴルから学ぶ「ウォームビズ」

11月10日から2日間、新潟市産業振興センターで「北東アジア・ビジネスメッセ2005」を開催した。2回目の開催となる今回は、「新潟ビジネスメッセ2005」と共催し、多くの新潟の企業に北東アジアの企業を知ってもらういい機会になった。

カシミヤやシルク製品、革製品などを扱ったモンゴルブース=写真=では、出展者たちが自社製品を熱心に売り込む姿が見られた。モンゴルは年平均気温がマイナス3.2度、冬になると河や小川や泉はすべて凍りつくというから、相当冷え込むのだろう。売られていたウール製品の中には室内履きや腰巻などもあり、家の中でも暖かく過ごす工夫が感じられた。また、カシミヤで作られたセーターやストールは軽くて薄いのに暖かく、着膨れすることがないため、重ね着が容易にできる。大きな商談がなかったのは残念だが、その暖かさや品質に納得し、小口の商談は多かった。

モンゴル代表団を新潟空港まで迎えに行った11月8日は雨が激しく降る悪天候だった。せっかく来てもらったのにこんな天候で気の毒だと言うと、「モンゴルは乾燥しているからこんなふうに雨が降るとうれしい。肌にもいいからクリームを塗らなくてもいい」と、意外にもポジティブな答えが返ってきた。寒ければ暖かいものを着る。乾燥しているところではクリームを塗る。わざわざ「ウォームビズ」などと呼びかけられなくても、与えられた気象条件に素直に向き合う姿勢から学ぶところは大きい。

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新潟日報エリナレター掲載