モンゴル建国800年

2006年はモンゴル帝国建国800年にあたり、一年を通じて様々なイベントが行われる。モンゴル建国の歴史は、過去1,000年で最大の偉人と言われるチンギス・ハンの歴史と深く関わっている。1206年“赤い虎(ウランバル)”の年、45歳のチンギス・ハンは歴史上初めてモンゴルを統一し、モンゴル帝国の建国を宣言した。

今年、モンゴルでは140以上の記念イベントが企画されている。建設、情報、伝統文化、記念式典、芸術、海外での観光PRの6カテゴリーに分けられ、2006年版特別カレンダーも発行された。

1月1日に開会式が行われ、日本に住むわが家でも国旗を飾った。国を挙げた祝典は、7月のナーダム(モンゴルの夏の祭典)に併せて行われる。このほか、2月に「モンゴル帝国800」博覧会とオペラ「チンギス・ハンの母」、3月にオペラ「チンギス・ハン」、6月と9月に国際学術会議、7月にアートフェスティバル、8月に第26回世界詩人フォーラム、10月に歴史・文化フォーラム、11月に「モリン・フール」音楽コンテスト、12月に写真展など様々な行事が予定され、12月31日に閉幕する。

記念行事を通じて、何千年もの間、世界の民族の橋渡しをしてきた遊牧民の重要性が強調される。国連総会では次のように指摘された。「遊牧民族特有の自然と調和する生活文化は、自然が生息する微妙な生態バランスを保つ。現在の環境危機と課題を背景に、自然の気まぐれにも順応する遊牧民の才能は、ますます有効性が高い」。

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800年前のモンゴル帝国(Mine-Info社のカレンダーより)

新潟日報エリナレター掲載