ロシアからのスキーツアーに仕掛けづくりを

いきなり個人的な話で恐縮だが、今シーズン、末娘がスキーのリフトに乗れるようになった。末はオリンピック選手かと早くも妄想を膨らませている。皆川選手の活躍に沸いた今シーズン、こうした盛り上がりがスキー産業の活性化につながらないかと期待する県内関係者も多いのではないか。

県内のスキー入込客数が低迷を続ける中、韓国など海外からのスキー客受入に向けた取組が続いている。まだ細い流れだが、ここに加わってきそうなのがロシアである。

2月に行われた新潟県とハバロフスク地方及び沿海地方との定期協議では、経済、教育、文化などよりも観光交流に関する議論が盛り上がった。日ロ間の観光協力といえば、かつては「日本人に来て欲しい」という要望が中心だったが、今回は「日本に観光客を送りたいので協力して欲しい」という話が前面に出てきて驚いた。

現地で紹介された旅行社の社長は、これまで韓国向けスキーツアーを実施してきたが、新潟向けスキーツアーを売り出せば絶対成功するはずだと強気だった。確かに、スキーを持ったロシア人が新潟空港に降り立つ姿を目にするようになった。ロシア極東でも消費が盛り上がりを見せていることは現地を訪れるたびに肌で感じる。

新潟とロシアを結ぶ航空路の利用客は増加傾向にある(図)。新潟に着いたロシア人が県内のスキー場や温泉を楽しんでもらえるような仕掛けづくりが必要だと感じている。

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新潟日報エリナレター掲載