活発な北東アジア観光交流に期待

9月17日~20日、第3回北東アジア国際観光フォーラムが新潟市で開かれた。これは、北東アジア地域の観光産業の振興と交流人口の増大を目指した会議で、第1回目を2004年に中国の大連市、第2回目を2005年に韓国の大邱(テグ)市で開催している。

国際会議と言えば経済会議や各種学術会議が中心で、観光に的を絞った会議は画期的だ。それが国内で開催された背景には、中国やロシアの経済発展に伴う観光客の増大がある。国もビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)に力を入れている。新潟はロシア・中国とも複数の都市間に定期便があり、最近、特にインバウンド(訪日する外国人観光客)に熱心だ。外国からの観光客が新潟から入国することで、玄関口として知名度を上げることを期待しているようだ。

今回のフォーラムには、モンゴル、ロシア、韓国、中国、日本から総勢300人余りが参加した。地域外からはイギリスからの参加もあった。

17日、18日は外国からの参加者だけで、温泉など県内の観光スポットを廻り新潟のよさを体験してもらった。19日は国内参加者も含め全員で観光産業の振興と観光交流の増大に関する議論が行われた。具体的でユニークな提案がなされ、今後、地域のネットワーク作りを進めることになった。

最終日の20日には商談会・交流会が行われた(=写真)。栃木県など県外からの熱心なPRもあった。中でも熱心に自国を売り込んでいたのがモンゴルだ。最後まで残り、日本の関連業者や自治体と話を続けた。モンゴルといえば青い空とステップやゴビ、放牧、ゲルなどを思い出す人が多いと思う。地下資源の開発、観光開発など、これからが注目される国だ。今後の北東アジアの活発な観光交流に期待したい。

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新潟日報エリナレター掲載