各国語のソフト入手に苦労

北東アジア経済の調査・研究を行う上で、パソコンで、中国語、ハングル、ロシア語、モンゴル語など各言語が間違いなく表示でき、入力できる環境を整えることは必要不可欠だ。加えて、各国・各言語にあわせたソフトを揃えなければならないこともしばしばあるし、各地域の担当によって必要なソフトや環境もそれぞれ異なっている。ERINAのネットワーク環境とその管理は、こうした面で特殊なものと言えるかもしれない。

各言語にあわせたソフトは日本で手に入りにくいことも多い。インターネットが普及し、日本にいながら世界の情報が瞬時に入り、ネットショッピングも盛んに行われている今でも、こうしたソフトを扱っているサイトが日本まで配送してくれるとは限らない。そんな時は、現地の知人に購入して送ってもらったり、スタッフの出張を待って、現地で購入したりしている。

苦労して手に入れたソフトもインストールは各原語で、出てくるメッセージが読めないケースも多い。日本語版の同じソフトがあっても画面やメッセージの出方が違うため、その度に原語が読める人に助けを求めるが、あいにく、誰もいないときもある。経験を重ねるうち、メッセージの文字は読めないままでも、内容の見当はつくようになってくるものだ。

中には日中韓(+英語)のフォントを有し、保存の形式も文字コードも選べ、メッセージやツールバーが日本語なら毎日使いたい優れものもある。そんなソフトを発見するのもまた嬉しい。

2007年―今年も新しい客員研究員、インターンシップ生が来ることだろう。どんな要望が出てくるだろうか。それに対応できるだろうか。新しい経験ができる楽しみがある。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
左上から時計回りに、モンゴル語・ロシア語・中国語・ハングルで作った報告書

新潟日報エリナレター掲載