考えよう 新潟の国際交流

4月に入り、新年度のERINA出前教室の申込受付を開始した。

昨年度からスタートしたこの出前教室(=写真=)は、新潟市内の中学生を対象にERINAから無料で講師を派遣するもの。総合学習の時間などを利用して、北東アジア各国・地域の現状やそれらの地域と新潟との交流を紹介し、中学生の皆さんと一緒にこれからの新潟と北東アジアの交流、新潟の国際交流について考えていくという企画だ。昨年は、新津第二中学、白新中学、加治川中学、木崎中学などの皆さんと意見交換ができた。

出前教室では、北東アジア各国・地域と新潟との交流を過去・現在・未来にわたりグローバル&ローカルの視点からお話しする。新潟の北東アジアとの交流の歴史は意外に知られていないようで、驚かれることも多い。講義後に届いたレポートを読むと、出前教室を通じて、新潟のことを改めて考えたり、交流の大切さを感じたりしてもらえたようで嬉しくなる。

講義中には、北朝鮮や中国に関する質問が相次ぐこともあり、その関心の高さと質問内容のレベルの高さには驚かされる。大学のゼミを思わせる授業の充実ぶりに感心し、こちらも勉強になる。一方で、情報を断片的に捉えて国や地域に対する偏見・思い込みが見られる部分もあり、ERINAとしても情報発信のあり方を考えさせられる。

新潟の将来を担う中学生が、北東アジアの国々に興味を持って新潟の将来や国際交流のあり方を考える一つのきっかけとして、ぜひERINA出前教室を利用して欲しい。今年度は5月から12月を対象に実施予定。出前教室の問合せ、申込みはERINA(025-290-5545)まで。

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新潟日報エリナレター掲載