ダンスで打ち解ける「夜会」

少し古い話だが、今年の7月に訪朝した際、平壌で青年たちの集団フォークダンス大会である「夜会」を見学してきた〓写真〓。

午後5時から始まるとの情報を得て、会場に行くと確かに多くの学生たちが集まっているが、何かおかしい。壇上の指示に従って動作を繰り返している。実は、夜会の前に2時間弱、ダンスの練習をしてから夜会をするのだ。

はじめて参加する学生も多いので、基本的な動作を先輩が教えて、音楽とダンスが一致するようにしていく。それでも実際に踊りはじめると、間違える学生が結構多い。幾通りかのパターンが形になるまで、練習が続けられる。

正式に夜会が始まった。最初は簡単なパターンから、だんだん複雑なパターンに入っていく。よく見ているとまだ間違えている学生も多い。すごく恥ずかしそうにしているのは新入生だろうか。

最初はただ見ていただけだったが、案内人の人たちに一緒に踊ろうと促され、学生たちに相手をしてもらった。はじめは動作に慣れなかったが、1時間ほど踊ると、大体の動きはわかるようになった。

案内人の話によると、夜会で一緒にダンスをするうちに知り合い、付き合いだして結婚にまで至るケースも少なくないという。確かに、最初は手をつなぐのに躊躇したり、緊張していた学生たちも、1時間ほど同じパートナーと踊ると、うち解けた雰囲気になっていた。

fg071023_1

新潟日報エリナレター掲載