鮮やかな特産品で新潟PR

2008北東アジア経済発展国際会議イン新潟が21、22日の両日、朱鷺メッセで開かれた。講師20人(うち海外から10人)、参加者330人(海外6カ国から30人)が集まったこの会議では、北東アジアとFTA(自由貿易協定)、食料安全保障、エネルギー・環境について、発表と意見交換が行われた。

グローバルな視点からの情報交換はもちろん大事だが、ローカルな話題はその出発点として欠かせない。初日の夜に行われた参加者交流会では、会場に新潟の良さを伝える仕掛けがいくつか盛り込まれ、参加者に話題を提供していた。

食事には、県産コシヒカリで作ったおにぎりや、栃尾の油揚げ、鮭、かきのもと、新潟沖鮮魚、越後もち豚、のっぺなど、お馴染みの食材を使った料理が並べられ、国内外の参加者は豊かな食材と味の良さに顔をほころばせて、盛んに口と箸を動かしていた。

そんな中で、ひときわ人目を引いたのは、デザートに出された真っ赤なイチゴ「越後姫」。ケーキやカクテル、ムースに加工されて会場内に甘い香りを漂わせていたイチゴの誘惑に、男性陣もつい手が伸びていた。

また、入り口で参加者を迎えたチューリップも、負けずにその存在をアピールしていた。新潟市は、チューリップの切り花・球根ともに出荷量が全国一だが、最近はロシアにも輸出され評判が高いそうだ。

新潟というと、とかく雪・酒・米のイメージのみ持たれるが、実は、こんなに鮮やかな彩りと優しい雰囲気をもつ特産品もあるのだ。今年は、5月にG8労働大臣会合、6月に日中経済協力会議を控えているが、ハード面の準備と共に、ソフトの面で柔らかさが演出できれば、滞在の印象も変わるに違いない。

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イチゴ「越後姫」を使ったケーキ

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入口を飾ったチューリップ

新潟日報エリナレター掲載