留学生の就職に高い関心

5月21日、ERINAは留学生を対象とした就職相談会「国際人材フェア・にいがた2008」を新潟市民プラザで開催した〓写真〓。同フェアは、日本で就職を希望する外国人留学生と、海外ビジネスを進める上で必要な人材を求める企業との「出会いの場」を設けることを目的に2005年より開催している。今年は、参加企業18社、参加留学生69名と過去最大規模となった。

参加企業の業種は、旅行、食品製造・加工、ソフトウェア開発、運輸等多種多様であった。一方、留学生の国籍は中国が圧倒的に多く、マレーシア、韓国、ロシア、バングラデシュ、アメリカからの留学生が参加した。

当日は「就職セミナー」と「ジョブフェア(学生と企業との面談)」の2部構成。セミナーでは就職アナリストが「『私』らしく、日本企業で働く」をテーマに講演、留学生であることのアピール方法について熱弁を振った。講演に触発されたのか、留学生は積極的に企業ブースを訪問。会場は熱気に包まれ、終了時間ぎりぎりまで採用担当者との話し合いが続いた。当日は多くのマスコミから取材があり、留学生の就職に対する社会の関心が高まっていることも実感した。

終了後のアンケートによると、企業からは「今すぐにでも採用したい人物がいた」、「来年度も開催してほしい」といった好意的な意見がある一方、「短期間での転職や早期帰国が心配」といった声もあり、留学生の採用に対して不安を感じる企業があるのも事実である。

そんな中、先日ある企業より中国人留学生1人採用との吉報が届いた。既に入社し、早速、通訳や通関業務等に携わっているという。ERINAとしても、地域貢献への取り組みとして当フェアを継続させ、1人でも多くの留学生の就職が実現し、県内企業の国際化や活性化に繋がることを切に願っている。

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新潟日報エリナレター掲載