新世代リーダー台頭を実感

2月16、17の2日間、朱鷺メッセで「2009北東アジア経済発展国際会議(NICE)イン新潟」を開催した。18回目の開催となる今回は、北東アジア5カ国(日本、韓国、中国、モンゴル、ロシア)を中心に、国内外合わせて約350名が参加。ロシア、中国、日本の研究者らによる基調講演でスタートし、その後、省エネルギー、食料安全保障、環境、物流の4つテーマごとに事例発表や議論を行い、総括・提言をもって閉幕した。

今回、私は会議の運営スタッフとして参画したが、17日の会議終了後、幸運にも分科会〓写真〓に参加した若手パネリスト2名を囲んでの会食に同席することができた。ロシアのエネルギー専門家のG氏と、UNDP(国連開発計画)事務局のC氏である。

日本は初めてという彼らに、カジュアルな日本料理や雰囲気を楽しんでもらうため、市内の居酒屋に招待した。同世代の私達はすぐに意気投合。特に、フランス留学経験もあり、流暢な英語を話すG氏は、30歳にしてロシアの代表的なエネルギー研究機関の副所長であることに驚かされた。彼らは、すっかり日本酒を気に入った様子で、新潟での再会を約束してくれた。

今年のNICEのテーマは「北東アジア新時代」。北東アジアには、昨今の世界金融危機の問題以前に、複雑な政治問題など地域協力の妨げとなる課題がいまだ残されている。しかし、その一方、中国やロシアでは経済の急成長とともに、グローバルな価値観をもった新しい世代のリーダーも生まれてきている。彼らとの出会いが北東アジア新時代の到来を予感させた。

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新潟日報エリナレター掲載