各地で盛大 モンゴルの祭典

2011年はモンゴルにとって特別な年だ。モンゴルで初めて国家となった匈奴帝国の建国2,220周年、チンギスハンの大モンゴル帝国建国805周年、民族独立革命100周年、人民革命90周年などが祝われる。さらに恒例の民族の祭典・国家ナーダムが首都ウランバートルで7月11~13日に開催されたほか、全国各地で日付を変えて行われる。

先ごろモンゴルへ出張した際には、エルデネト市で7月8日に行われたナーダムを見学する機会に恵まれた。エルデネト市はウランバートルの北西373キロに位置する人口8万人強のモンゴル第3の都市で、モンゴル最大の銅とモリブデンの鉱山を擁している。

モンゴルの典型的なナーダムと同様、エルデネトのナーダムでもモンゴル相撲〓写真〓、競馬、弓射という三つの男たちの競技が行われた。モンゴル相撲に参加した128人の選手の中には、北京オリンピックでモンゴル第1号の金メダリストになったツブシンバヤル選手もいた。ウランバートルの国家ナーダムでは1,000人を超える選手が出場したという。弓射はエルデネト・スタジアムの外で行われ、そこではナックルボーン・シューティングというヒツジの足の骨を指で弾いて的に当てる競技もあった。

ナーダム最大の呼び物は競馬だ。4歳馬のレースを見たが、馬たちが何の疲れも見せず猛スピードでゴールする様子は圧巻だった。騎手はたいてい7歳から15歳の子どもが務め、馬の年齢と距離の別で競われる。4歳馬の距離は17~19キロで、2歳馬の10~12キロから6歳馬以上の25~26キロまで、六つのグループでレースが行われる。

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新潟日報エリナレター掲載