経済交流 新たな挑戦

ERINAは日本とロシア極東地域間とのビジネスを促進するためロシア側と「日ロ地域間ビジネス推進協議会」を設立し、10月末からウラジオストク市、ハバロフスク市にビジネス視察団を派遣した。ウラジオストクは、9月にAPEC首脳会議が開催され、街が大きく変貌していた=写真=。

視察団は新潟県内の行政、経済団体、銀行、建設、観光、製造、商社、イベント企画会社などの企業が参加した。それぞれの地方政府、ロシア企業家・団体、大学、日本総領事館、進出日本企業等と幅広く意見交換し具体的なビジネス案件の提案などもした。

両都市で再認識したことは、経済が活発化し、市民の日本製品に対する安心安全の厚い信頼と購買意欲、日本との経済・技術・文化・観光交流に強い期待があることであった。

新潟に目を向けると、ロシア極東からの航空便の運休が続き、存在感が少しずつ低下しているように感じた。しかし、ハバロフスクでのビジネスマンとの意見交換の場で、新潟との連携協力を待望するロシアビジネスマンの発言に会場が大きな拍手に包まれた。

また、今回初めてロシアを訪問した3人の若き団員がいた。帰途、今後のロシアとのビジネスについて「可能性はある、今回の訪問をビジネスにつなげたい。」との心強いコメントを得た。これからは新しい感覚の若きビジネスマンの出番が来たようだ。ロシア極東と地方交流の牽引役を果してきた新潟だが、世代交代ではなく世代を超えて、知恵を出し合い、新たな挑戦をする必要性を強く感じさせる訪問となった。

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新潟日報エリナレター掲載