「ものづくり」熱心に

モンゴルの技術系大学の教授、技術者から成るモンゴル国家金属・機械工業協会の訪問団6名が、2012年12月9日~15日、本県を訪れ、県内の中小企業の技術について研修を行った。自治体国際化協会(CLAIR)の助成による技術協力事業の一環として、県対外科学技術交流協会と県国際交流協会が実施した。

正味5日間の過密スケジュールの中、一行は森邦雄副知事と中山輝也在新潟モンゴル国名誉領事を表敬訪問した後、調査・教育・研修を通じて、様々な分野で日本の科学・工業技術を熱心に学んだ。

新潟大学工学部、新潟工科大学、新潟県工業技術総合研究所、新潟県農業総合研究所、燕三条地場産業振興センターを訪れたほか、民間企業8社(ダイヤメット、佐藤食品工業、新潟クボタ、新潟トランシス、ニイガタマシンテクノ、新潟原動機、ティクスTSK、山崎工業)を見学した〓写真〓。

それぞれの製造ラインで最新の機械・設備が紹介されるとともに、実地訓練によって受け継がれてきた「ものづくり」の成果も熱心に学んだ。

モンゴル国家金属・機械工業協会の調査によると、モンゴル国内の工業・農業・サービス部門で使われる機械・設備・部品の93%が輸入されている。

従って、モンゴル新政府の課題の一つに、利用頻度の高い部品の国内生産シェアを伸ばすことが挙げられる。日本とモンゴルの間で、中小企業や技術研究所などが農業・鉱業の生産・研究・マーケティング分野で協力できる余地は大きい、というのが訪問団一行の感想だった。

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新潟日報エリナレター掲載