留学生雇用どう定着

ERINA主催の県内企業・留学生の就職相談会「国際人材フェア・にいがた」=写真=は来年で10年を迎え、これまで30人の内定を実現した。最近、ヒアリング調査をしたところ、すべて正規雇用であり定着率が高いことがわかった。いかに留学生を定着させるか、そのポイントをまとめてみた。

まずは、やりがい・キャリアプラン。留学生は個人志向が強い。仕事の内容やキャリアプランについて丁寧な説明を受けて、納得した上で入社した人は定着しやすい。

次に社内コミュニケーション。上司や同僚に気軽に相談でき、社員旅行や飲み会などを通じてコミュニケーションをスムーズに行えることが望ましい。

第3に日本の企業文化に対する理解。集団意識やほうれんそう(報告・連絡・相談)告などの日本の独特な企業文化に対して理解のある人が定着する。

第4に家族。配偶者が地域で働いている人は定着率が高い。定着させるために配偶者を近くの会社に紹介し就職させた中小企業もある。

第5に福祉。給与・賞与・残業代等のほか、社宅・住宅手当があるかどうかも重要だ。事前に説明して納得してもらう必要がある。

第6に地域に対する愛着。新潟の人・自然・食べ物・ゆとりが好きで県内で仕事している人も多い。

以上の条件は互い連動している。企業と留学生が相互に理解を深めることで、留学生はより長く勤め、能力を発揮し、県内企業の海外進出にも貢献してもらいたい。

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新潟日報エリナレター掲載