朝鮮における大規模土地整理と自然流下式水路工事

|朝鮮半島

近年、朝鮮民主主義人民共和国では経済建設及び人民生活向上のための大自然改造事業に力を注いでいる。

その代表的なものが、大規模土地整理と自然流下式水路工事である。

共和国における大規模土地整理は1998年に江原道の土地を整理したことから始まった。

江原道では、何ヶ月も経たない短い時間で、3万2,941町歩の水田と畑を整理し、全ての畑を800~1,000坪の規格圃田として整え、新しい土地が多く得られた。

江原道の土地整理に続いて、水田が多い平安北道の土地整理を進めた。

平安北道の土地は水はけが悪く、様々な不利な条件持っているが、江原道の土地整理から取得した経験に基づいて、道内の全ての軍人達と人民達が力を合わせて、53万1,340個余りの水田を1,000坪の規格圃田、14万9,384個の水田として整え、4,000個余の水溜りを埋め、4,200町歩余の新しい土地も得た。

共和国では、江原道の土地を整理したことを模範とし、それに基づいて、平安北道、黄海南道、平壌市、南浦市、平安南道に至る全国土の土地を整理する方法で、今まで、おおよそ20万町歩余の土地を整理し、新しい土地も1万町歩得た。

大規模土地整理によって共和国の全ての農村では、全面機械化への道が開かれ、国土の面貌が新しく変わった。

共和国はアメリカの経済制裁と圧殺策動がむきだしに日々強化され、相次ぐ自然災害による電力生産にも難関で塞がられる困難な状況で、揚水灌漑体系を自然流下式灌漑体系に変えるための事業を進めている。

現在共和国に建設した自然流下式水路には价川-台城湖まで水路を設けて、平南灌漑とギヤン灌漑の基本的な繋がりを1つに連結する自然流下式灌漑体系である。

共和国は、本来なら10年以上かかるはずの膨大な工事を2年余の期間で完工させた。

价川~台城湖水路の完工により、536台の各種揚水機、変圧器、電動機等の回収・利用及び、300個余の揚水場がなくなり、6万kWの電気の節約ができるようになった。同じく、この区間にある10万町歩の農耕地に水を供給し、数十万トンの穀類の生産ができるようになった。

白馬-鉄山水路は670余里に至る我が国において屈指の灌漑用貯水能力を持つ白馬湖と、およそ700里(1里は約400メートル)の泥水路、1,400個余の各種構造物が並ぶ万年大計の創造物である。

この水路は2003年3月に着工して、2005年10月に完工した。

白馬~鉄山水路が完工され、従来に利用した揚水機、電動機、変圧器をはじめとする400余台の設備が回収・利用できるようになり、4万kWの電気が節約できた。同じく、6個所の市、郡に存在する膨大な面積の農耕地にも灌漑用水を十分に供給でき、西部地区の水理化を高い水準で完成できる丈夫な土台が用意できた。

共和国では价川~台城湖水路、白馬~鉄山水路工事から得られた経験に基づいて黄海北道に別の自然流下式水路である原野水路工事を進めている。

原野水路工事が完工されるとこの地区にて穀類生産における新しい転換が起こるはずであろう。

朝鮮民主主義人民共和国では今後とも経済建設と人民生活向上にて提起される全ての問題を、社会主義原則を確固に固守しながら、わが実情に合わせて、自らの力で解決するために、より多くの努力を注いで行きたい。

[ERINA翻訳]