松江・八束の特産ボタン ロシア輸出1万本突破(島根)

2015年03月17日

エリナのささやき

地方紙で報じられる日本海側各税関支署発表の昨年の貿易概況を一覧表にまとめてみました。輸出額で大きく伸びたのは酒田税関支署。おむつの輸出が貢献しているのでしょう。伏木や浜田の微減は、ロシア・ルーブル安でロシア向け中古車輸出が不振だった影響のようです。▼輸入は総じて円安により輸入価格が上昇し、輸入額増につながったようです。秋田では原油価格安が輸入額減に影響しましたが、新潟では直江津港のLNG輸入が、浜田では石炭輸入が増えました。▼こうしてみると、新潟のLNG輸入が桁違いに多いことが実感されます。

わかりやすいです!

地域ビジネス前線

◇松江・八束の特産ボタン ロシア輸出1万本突破(島根)

松江市八束町特産のボタンのロシア向け輸出が、累計1万本を突破した。販路拡大に向けた島根県やJA、市などの後押しで、2009年に試験的に始めて以来、順調に伸び、エリアも極東地域のみならず、首都モスクワまで流通し始めている。14年から続くルーブル安の影響が懸念されるものの、関係者はさらなる増加を目指し、販路拡大を図る。

輸出のうち、09年に200本だった苗は、11年に1,300本、13年に2,400本と増え、14年は3,000本に。切り花や鉢植えを合わせ、大台を超えた。販路も、ウラジオストクやハバロフスクといった極東地域から、西部のモスクワやサンクトペテルブルクまで広がっている。(山陰中央新報3月11日付より)