江守GHD債務超過 中国ビジネス転換へ(福井)
2015年03月24日
エリナのささやき
エリナちゃんの読書習慣(199)
新潟の気温は通勤時で摂氏4度、アンカレッジは昼とはいえ摂氏6度。どうなっているのやら。▼アラスカやカナダを舞台にした1,000マイルを超える犬ぞり大会といえば、ユーコン・クエストとアイディタロッド。そのユーコン・クエストを2012年に完走し、先頃アイディタロッドも走破した日本人女性が、自身の犬ぞり人生を綴ったのが『犬と、走る』(本多有香、集英社インターナショナル)です。しかも本多さん、新潟出身です。新潟にこんなにハジけた女子がいたのか、とびっくりするぐらい無茶な人生なのですが、それがアラスカ(いまはカナダ在住)っぽいし、無茶するほどの犬ぞりの魅力なのだろうと、納得の一冊。一気に読破する面白さです。▼アイディタロッドのレースが通るニナナの町で見つけたワン飯フィッシュ(↓)。
地域ビジネス前線
◇江守GHD債務超過 中国ビジネス転換へ(福井)
“アジアの総合商社”として中国市場で急成長を遂げ、売上高は2千億円規模にまで拡大。しかし、「与信管理が甘く」(江守社長)債務超過に陥り、中国偏重のビジネスモデルそのものの転換に追い込まれる事態となった。
中国経済は近年、減速傾向が続いている。金融引き締めもあり、金属資源関連など主要取引先の資金繰りが急速に悪化し、与信リスクにさらされていた。江守社長は「商社金融」を大幅に縮小する方針を明言。「中国企業との取引は、ほぼ撤退する。中国現地の売り上げは、大方なくなる」と話した。(福井新聞3月18日付より)