大連の子会社譲渡 CKサンエツ、生産を国内回帰(富山)

2015年04月03日

エリナのささやき

 

新潟で早くも桜が開花したとか。例年より1週間早いということです。きょうは雨まじりの様子ですが、気温が20度を超える予報もあり、どんどん花がふくらんでいきそうです。▼中国人の花見客が日本各地に押し寄せ、観光ビザの用紙が間に合わなくなっているとか。そっと密かに花見を楽しむ、なんてことが難しくなってきそうです。▼2週間前の日和山の頂。この時はつぼみだった桜、週末は色づいているでしょうね。

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地域ビジネス前線

 

◇大連の子会社譲渡 CKサンエツ、生産を国内回帰(富山)
CKサンエツ(高岡市)は26日、中国・大連で黄銅加工品の製造販売を行う100%子会社「大連三越精密部件工業有限公司」への出資持分のすべてを、現地メーカー、大連鵬成集団の日本法人「成悦」(東京)に譲渡すると発表した。大連での製造は、CKサンエツの主要子会社、サンエツ金属(砺波市、釣谷宏行社長)に原則移転。中国での人件費高騰や円安を受けて、生産の国内回帰を進める。
大連の現地法人は1994年設立。中国国内市場のほか、サンエツ金属向けに住宅の水回り金属を中心に製造販売してきた。近年は赤字が続き、今後も年1億円程度の赤字が見込まれるため譲渡を決めた。ほぼ無償で譲渡し、100人以上の現地従業員は譲渡先に引き継ぐ。譲渡予定は31日。(北日本新聞3月27日付より)