ロシア向けの輸送実験へ 酒田ポートセールス協(山形)

2015年05月22日

エリナのささやき

エリナちゃんの読書習慣(202)

音楽は心を揺り動かします。今朝のバスで読み終えた『戦火のシンフォニー:レニングラード封鎖345日目の真実』(ひの まどか、新潮社)も、そんな音楽の素晴らしさが伝わってくる一冊です。ナチスドイツに封鎖されたレニングラードで、ショスタコーヴィチの交響曲第7番が現地初演されるまでの、音楽家たちの苦闘が描かれています。ノンフィクションというには文章が飾り過ぎな気がするし、ショスタコーヴィッチはかなり苦手なのにもかかわらず、読後の心の涙腺を緩めます。▼イカにもイカ釣り漁の季節が始まるぞ、という感じの今朝の眺め。

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地域ビジネス前線

◇ロシア向けの輸送実験へ 酒田ポートセールス協(山形)

官民一体で酒田港の利用拡大を目指す“プロスパーポートさかた”ポートセールス協議会(代表・吉村美栄子知事)の総会が14日、酒田市民会館で開かれた。ことしは国際定期コンテナ航路の開設20周年。2015年度事業計画に記念式典の実施を盛り込んだほか、ロシア向けコンテナ貨物の輸送方法の実証実験に乗り出す。

実証実験は、極東ロシアから日本国内に入港しているばら積み貨物船などを活用。酒田港でコンテナ貨物を積み、極東ロシアに輸送する。県内外のニーズ把握や極東ロシアのハード、ソフト両面の受け入れ態勢などを検証する。(山形新聞5月15日付より)

 

 

◇酒田港、国際コンテナ週5便化 中国寄港2年ぶり復活(山形)

県は14日、酒田港の国際定期コンテナ航路が増便され、週5便化になると発表した。今回の増便は韓国の海運会社2社が運航し、韓国・釜山や中国の複数港湾に寄港するルート。中国便の復活は約2年ぶり、週5便化は1995年に定期航路が開設されて以来、初めて。第1船は今月20日、酒田港に入る。(山形新聞5月15日付より)