鳥取県16観光施設 外国人客4万1074人訪問
2015年07月15日
エリナのささやき
恒例の早朝勉強会。今朝のスピーカーは新潟国際情報大の吉沢文寿教授で、「日韓諸条約の評価をめぐる日韓関係」。今年は日韓国交正常化50周年、1965年に結ばれた日韓基本条約で謳われた旧条約無効確認条項に対する認識の違い、請求権はすべて解決されたのかどうかなど、あらためて考察する報告でした。▼20世紀に起きたことに対する日中韓それぞれの国民の認識には大きな隔たりがあるようです。アジアに限らず、日本国民が一般に知ることのできる国際情勢って、いまもフィルターがかかっているような気がするなぁ。▼多民族のるつぼのEUは、どうにかこうにか、夏休みの宿題をギリシャに与えることができたようです。美しき青きドナウの船上(↓)。川では多様な観光客が行き違います。
地域ビジネス前線
◇鳥取県16観光施設 外国人客4万1074人訪問
2014年度に鳥取県内の観光施設を訪れた外国人観光客が4万1074人となったことが、県のまとめで分かった。国籍別では円安ウォン高などを背景に、韓国がトップとなり、全体の4割を占めた。2位は台湾、3位は香港の順だった。
インバウンド対策などの資料とするため、外国人割引制度を導入する県内16施設の客数を初めてまとめた。一方、外国人が訪れた施設は、二十世紀梨記念館(倉吉市)が1万7117人で最多。水木しげる記念館(境港市)の6987人、とっとり花回廊(南部町)の6322人が続いた。県は東南アジアの観光客誘致の強化などで、18年度以降、年間6万人の外国人観光客の入り込みを目指す。(山陰中央新報7月7日付より)