ロシア食品卸会社、本県視察 県産農産物の輸入増を検討(秋田)
2015年10月19日
エリナのささやき
昨夜の東京交響楽団新潟定期は、若い感性がキラキラした演奏会でした。指揮はポーランド生まれのやんちゃ貴公子風クシシュトフ・ウルバンスキ。指揮ぶりが格好良くて分かりやすく表情豊かで、ストラビンスキーの『火の鳥』もそれに合わせてメリハリがくっきり。さすがベルリンフィルを振った新星という印象でした。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を弾いたステファン・ジャッキーヴという青年も、思い切りテンポのメリハリをつけて、こちらも若い。▼土曜は、ドイツのビール祭りの新潟版「新潟オクトーバーフェスト」へ。同級生がやっている沼垂ビールや、近所のソーセージ屋さんやパン屋さんの出展を楽しみに出かけました。主催者側の読みが甘かったのか、好天のせいか、昼時の真最中なのにほぼすべての出店の品が売り切れてしまい、エリナちゃんたちはぎりぎりビールとソーセージに間に合いました。来年に期待。
地域ビジネス前線
◇ロシア食品卸会社、本県視察 県産農産物の輸入増を検討(秋田)
ロシア・ウラジオストク市で日本食品を扱う輸入食品卸会社・エイラン社の役員が、8日から5日間の日程で本県を訪れている。ロシアはEUによる経済制裁や通貨ルーブルの下落などで厳しい経済状況下にありながら、極東地域では日本食品の消費が年々増加。今回はコメなどの県産農産物や食品の輸入量を増やせるか可能性を調査している。
エイラン社は、日本食品の輸入では極東地域最大手。秋田日ロ協会(佐々木吉和会長)の招きでマキシム・ミハイロフ取締役営業開発部長が初めて訪れた。同社は現在、コメやインスタントコーヒー、カップラーメンなど約500品目を扱い、本県農産物ではリンゴやあきたこまちの販売実績がある。(秋田魁新報10月10日付より)