培った技能、台湾で役立て 新潟医療福祉大・義肢装具学科

2015年10月22日

エリナのささやき

英国の教育誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)』が発表した「世界大学ランキング」によると、東京大学が43位(前年は23位)、京都大学が88位(同59位)と順位を下げ、パッとしません。なんでも、これまでより英語論文が重視されるなど評価基準が日本に不利なのだそうです。けれど、大学では研究に費やす余裕が減っているとの話をよく聞きます。英語のスキルのみならず、研究・教育環境の質も問われているような気もします。▼きょうから新潟市で始まる「日仏中韓都市・文化対話2015」を前に、昨夜レセプションが行われ、エリナちゃんも参加させていただきました。レセプションでは、エリナちゃんも編集に加わった『北東アジアの食料安全保障と産業クラスター』に寄稿いただいたフランス国立農業研究所のカリーヌ・ダニエルさんが、海外都市の代表・ナント市助役としてあいさつされました。日本で、行政と文化がこれほど接近しているケースはなかなかありませんね。

地域ビジネス前線

◇培った技能、台湾で役立て 新潟医療福祉大・義肢装具学科

新潟医療福祉大(新潟市北区)の義肢装具自立支援学科が、台湾で義足作りや利用者のケアなどに携わる「義肢装具士」の養成機関と資格制度創設を後押しする取り組みを本格化させている。過去には台湾でセミナーを開催したほか、ことしは技術者らを初めて招き、義足作りなどを体験してもらった。養成機関と資格の創設には多くのハードルがあるが、関係者は台湾を足掛かりにアジア各国に大学の取り組みを浸透させようと意気込んでいる。

現在、台湾には義肢装具に関連する公的な育成機関がなく、日本のように義足作りから利用者のケアまでさまざまなニーズに対応できるスタッフはいない。(新潟日報10月16日付より)