中国経済減速、影響じわり 山陰企業、先行き不透明危惧

2015年11月02日

エリナのささやき

エリナちゃんの読書習慣(205)

久しぶりの読書習慣は、オーストラリア在住の芥川賞候補作家(太宰治賞受賞作)『さよなら、オレンジ』(岩城けい、ちくま文庫)です。オーストラリアに渡ったアフリカ系難民サリマと、夫とともにオーストラリアに移住した日本人女性が出会い、差別や偏見に遭いながら自立した生活を確立していく物語。エリナちゃんがオーストラリアで出会った人たちが思い浮かびます。イギリスから渡ったジャンとロブ、メアリー、フランスから渡ったカルメン。彼らはいま、どうしているかなぁ。▼シリアからの難民は、受入国のドイツを目指していまも大勢が歩いていて、オーストリアのザルツブルグでも、多くのシリア難民がドイツ国境を目前に滞在しているのだとか。どんな風景になっているのだろう。▼明日は文化の日、明後日は『日露エネルギー・環境対話』のため、このコーナーはお休みです。

地域ビジネス前線

◇中国経済減速、影響じわり 山陰企業、先行き不透明危惧

中国経済の鈍化で、山陰の企業にも負の影響が出始めている。現地の日系企業の人員縮小で来店客が減少する飲食業者や、不動産開発の低迷による鉄スクラップの相場下落のあおりを食うリサイクル業者など、余波が出ている。取引先からの受注減など、今後、影響が広範に拡大するとの見方もある。

中国の7~9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は6.9%と、6年半ぶりに7%を割った。リサイクル業のフラオカ(出雲市)によると、昨年9月まで1トン3万円台だった鉄スクラップの相場が、現在は1万5千円台に半減。不動産バブルの崩壊で中国内の鉄鋼需要が減り、余った鋼材が安価で輸出されたのが一因。(山陰中央新報10月27日付より)

 

◇環境都市・富山から発信 国際フォーラムで議論

内閣府主催の「環境未来都市」構想推進国際フォーラムが27日、富山市の富山国際会議場などで開かれ、国内約20都市や米国やアジアなど約20カ国から約450人が参加した。環境問題や高齢化、人口減少など世界の共通課題について、富山市をはじめ環境未来都市の先進的な対応を国際的に発信した。

国は、地域の特性を生かし環境や高齢化と言った課題への対応を進める11都市を「環境未来都市」に選定。富山市の公共交通の活性化によるコンパクトなまちづくりなど先進事例を各国の課題解決に役立ててもらうため、国内外でフォーラムを開いている。28日にも環境をテーマに、国連の「SE4ALLフォーラム」が同会場で開かれる。(北日本新聞10月28日付より)