中部工営 中国法人の経営現地化(富山)
2016年01月04日
エリナのささやき
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。▼元日、お寺と神社へご挨拶とお参りに出かけると、今年は新潟らしくない穏やかな天気でした。いつもの寒風を予想していただけに、妙にぬるい感じ。地球環境の将来にも、日頃の生活の中でも、気を引き締めていかなければ、と思う年頭でした。▼今年の干支は申(さる)だけれど、サルの写真って、意外にない。とりあえず、一年お先に、酉。
地域ビジネス前線
◇中部工営 中国法人の経営現地化(富山)
電子関連機器の専門商社、中部工営(高岡市、川畑泰宣社長)は、中国の営業拠点を現地の人材に委ねる「経営の現地化」を進める。中国経済の減速が鮮明にある中、ローカル企業の動向に通じている現地スタッフの強みを生かして需要を開拓していく。
中部工営は1995年、上海で現地法人「上海中部工営有限公司」を設立。98年に遼寧省大連市に事務所、2005年には福建省厦門市に営業所を開設した。進出から20年を経て現地採用社員の育成に一定のめどが付いたとし、経営方針を転換。現地法人で実績を積んだ技術系社員を総経理に昇格させた。3拠点で計12人の中国人スタッフに基本的な実務を任せる。中国では現在、機械設備関連の投資が冷え込んでおり、取引先の裾野拡大による生き残りを図る。(北日本新聞12月23日付より)