観光新組織 トップ民間、職員10人専従(山陰)

2016年02月10日

エリナのささやき

エリナちゃんの読書習慣(208)

近頃、これといった本にめぐり会えず、久しぶりの読書習慣は1年前にご紹介した『その女アレックス』のシリーズ第1作、『哀しみのイレーヌ』(ピエール・ルメートル、橘明美訳、文春文庫)となりました。パリやその周辺が舞台の、タッチとしては映画『ニキータ』をほうふつとさせるシリーズは、さすがに快テンポ。読んで損はありません。▼ところで、日本国債の利回りがマイナス、というとんでもないニュース。日本経済の格付けはさらに落ちていくのでしょうか。▼それと円高がどう結びつくのか…。金融は謎です。1ユーロ=約130円、1ドル=約115円、1豪ドル=約80円。パリがまた近くなってきたけれど、厳戒態勢は変わらず。インバウンド観光への影響は?

地域ビジネス前線

◇観光新組織 トップ民間、職員10人専従(山陰)

島根、鳥取両県は外国人観光客誘致を進めるため4月に共同で立ち上げる新組織「山陰版DMO(観光地域づくり法人)」の概要を決めた。トップを務める代表理事に、観光ビジネスに精通した民間人を起用するほか、官民の職員10人程度が専従する。観光戦略の司令塔として、受け入れ態勢の整備や海外向けのプロモーションなどを展開する。

山陰版DMO「山陰観光推進機構」(仮称)は、現在、両県の官民で組織する山陰国際観光協議会と山陰観光推進機構を統合し機能を集約する。両県内の観光組織の調整役を果たす一方、海外での旅行博への出展や旅行商品の企画支援、内閣府から特区認定を受けて進める「山陰地域限定特例通訳案内士」の要請に当たる。(山陰中央新報2月3日付より)