鳥取、空・海ルート維持支援 外国人客、観光活力に

2016年02月19日

エリナのささやき

 

深夜便が多かった印象の羽田空港の国際線ですが、昼間の便もずいぶん増えてきました。アジア、欧州便に加え、今度はアメリカ便も昼間に増設されるのだとか。報道では、国内便との乗継に便利と言っていますが、新潟空港には羽田便はないし、成田便も1日1便だけ。ロシア極東便が成田に持って行かれ、中国延吉便も関空に就航してしまい、新潟空港はどうも分が悪いなぁ。▼1日1便とはいえ、時には便利な新潟-成田便。常陸那珂港を見下ろしたり。

常陸那珂港

 

地域ビジネス前線

◇鳥取、空・海ルート維持支援 外国人客、観光活力に

鳥取県は2016年度一般会計当初予算案に、米子-香港定期便の3月27日就航を目指す香港航空(香港)への支援費として7千万円を盛り込んだ。海外との交通網維持のため、県が航空会社や船会社に投じる支援費は、これで年間1億7800万円に及ぶ。公的支援で維持される空や海のルート。海外からの観光客をいかに増やすかが課題となる。

香港航空への支援費の内訳は、着陸料や、滑走路や空港ビルの使用料など。香港航空に対する他県の助成制度や、米子-ソウル便を運航するアシアナ航空に向けた支援費約7100万円を参考に決めた。鳥取県観光戦略課によると、15年の訪日外国人客数は1973万人と前年比47%増加している。一方、山陰両県では外国人宿泊者数が7万1千人で国全体の0.2%にも満たず、対策が急となっている。(山陰中央新報2月16日付より)