輸出酒向け新酵母開発 長期常温保存可能に(秋田)
2016年03月10日
エリナのささやき
3.11から5年を前に、大津地裁が福井県の高浜原発の運転差し止め仮処分の決定を出しました。私たちは、ヒロシマ、ナガサキ、フクシマを経験した日本としてのエネルギー・ミックスをもっと議論していいのではないか、と思うのですが。▼明日は、その3.11。昨年訪れた松島は、大きな津波から免れたところですが、それでも向こうが見えなくなるほどの防潮堤が作られているところも。これがいいのか、どうなのか。
地域ビジネス前線
◇輸出酒向け新酵母開発 長期常温保存可能に(秋田)
県総合食品研究センター醸造試験場は1日、県酒造組合の協力を得て主に輸出用の純米・吟醸酒向けに開発した新酵母「AKITA雪国酵母」を発表した。長期常温保存に耐えられる日本酒を醸す性質を持つことから、県産酒の輸出拡大に弾みがつくことが期待される。
新酵母で造った日本酒は、リンゴやメロンのようなフレッシュで華やかな香りが特長。従来の酵母で造った日本酒に比べ、時間がたっても風味が変化しにくくなった。新酵母の名称「AKITA雪国酵母」は、醸造試験関係者らが応募した104点の中から、県のイメージアップ戦略のアドバイザーを務める梅原真さん(高知県)が本県の風土を世界にアピールできる名前として選んだ。(秋田魁新報3月2日付より)