台湾・中国にショールーム 能作・ジェック経営コンサルタント(富山)
2016年04月13日
エリナのささやき
エリナちゃんにとって悲しいことに、オーストリア航空が9月4日を最後に成田-ウィーン線から撤退することを決めました。その理由は、「日本経済の停滞」と「円安が進み価格競争が激しくなっていること」だそうです。同航空はこの4月から上海-ウィーン線を開設しており、9月からは香港-ウィーン線も就航するとか。置き去りにされようとしている日本。厳しい現実ですね。▼成田-ウィーン線が始まったのは、環日本海交流圏が浮上した頃の1989年。いままた新潟が日本をけん引できるようなことを考えたい。▼西堀・寺町のまち歩きも楽しいけれど、ウィーンのまち歩きもまた楽しい。工夫を凝らした鋳物サインなどがそこここに。
地域ビジネス前線
◇台湾・中国にショールーム 能作・ジェック経営コンサルタント(富山)
鋳物メーカーの能作(高岡市、能作克治社長)は、アジアでの販路開拓を本格化する。各国に現地事務所を展開するジェック経営コンサルタント(富山市、山瀬孝社長)が代理店となり、台湾や中国で専門ショールームを開設したほか、タイでの国際見本市にも出展する。
能作はイタリア・ミラノで直営店を運営し、欧米や中国でも商品販売を行っているが、自社製品を専門に取り扱う代理店は初めて。ジェック経営コンサルタントは、今後事務所開設を目指すベトナムやインドネシアでも、能作の販路開拓を支援する。能作はアジア地域で年間売上高1億円を目指す。(北日本新聞4月5日付より)