ツインバード 国内製造3割へ拡大(新潟)
2016年04月27日
エリナのささやき
長岡市に地産地消の火力発電所が誕生します。国産天然ガス生産の4割を占めるという南長岡ガス田の天然ガスを使い、ガスエンジン発電機で8万5800kWの発電能力(約20万世帯相当)を発電する南長岡火力発電所が来年4月の運転を目指して着工するというもの。発電機が地元メーカーのものだったらなお良かったのに。石炭や石油に比べて環境に優しい火力発電所です。▼燃費不正のあった三菱自動車、もともと苦しい台所だっただけに、大丈夫でしょうか。カタログの燃費通りに走るなんて誰も思ってはいませんが、カタログ燃費との差を保証するって、ホントですか。▼大飯食いのモーターホーム。50ガロン(190リッター)は食べちゃうので、給油すると1万5000円くらいいっちゃいます。
地域ビジネス前線
◇ツインバード 国内製造3割へ拡大(新潟)
ツインバード工業(燕市)は、2017年2月期中にも国内製造比率を現在より10ポイント高い30%に引き上げる。国内生産の強化で為替変動の影響を受けにくい体質づくりを進める。国内では高付加価値の製品を中心に製造し、訪日外国人旅行客の需要の取り込みや輸出拡大も狙う。
同社は、コスト削減を狙って1990年代から中国に生産拠点を移し、製品を逆輸入して販売してきた。国内比率は13年度に約5%まで下がったが、為替変動の影響を大きく受けるようになった。その後、新規に受注した相手先ブランドによる生産(OEM)を中心に国内に戻し、16年2月期には約20%に達した。(新潟日報4月21日付より)