福井の食、輸出増へ一丸 県や経済団体「センター」設立
2016年05月06日
エリナのささやき
庭の手入れをしたり、冬物の服を整理したり、今年の黄金週間は地味な毎日です。そんな中、きのうはモスクワからの招聘研究員SさんとMとで新潟市内をドライブ。市内とはいえ、中央区、西区、南区、江南区を回ると、けっこう盛りだくさんです。▼途中、久しぶりに北方文化博物館“豪農の館”を訪れました。昼食にそばを食べていると、館主で八代目当主・伊藤文吉さんの姿も。国際交流にも貢献された伊藤さんはもうすぐ90歳。当主もここで食べるのか。▼ここの藤棚は見事。写真に文字を後付したわけじゃなく、透明なサイン版。邪魔にならないのに、目立つ。技ありだね。
地域ビジネス前線
◇福井の食、輸出増へ一丸 県や経済団体「センター」設立
県産食品の輸出拡大へ県、経済団体、漁業団体などが一体で取り組もうと「ふくい食輸出サポートセンター」が25日設立された。今秋にシンガポールと香港で、本県の食材を使った料理や酒、伝統工芸品を富裕層にアピールする「福井の食文化提案会」を初開催する。県内事業者の海外展開促進を図るセミナーなども実施。アジア市場を中心に県産食品の販路拡大を図るとともに、観光誘客にもつなげる。
センターはJA県経済連、県漁連、県商工会議所連合会、県商工会連合会、県酒造組合、日本貿易振興機構(ジェトロ)福井貿易情報センター、県の7団体で構成。県産品輸出を支援する「ふくい貿易促進機構」内に設立され、食の分野で売り込みを担う。(福井新聞4月26日付より)
◇酒田地区推進協 香港などに啓翁桜輸出(山形)
酒田地区農産物輸出推進協議会(会長・丸山至酒田市長)の会合が26日、酒田市で開かれ、啓翁桜に品目を絞ってロシアや香港に輸出する本年度の事業計画などを決めた。
本年度の事業計画は▽取引拡大に向けた品目のPR活動▽現地プロモーション活動▽品質管理活動支援▽情報交換▽酒田港の活用-の5点。その上で、▽ロシア・サンクトペテルブルクに啓翁桜60本とソメイヨシノ60本(5月)、啓翁桜2000本とストック500本(来年3月)▽香港に啓翁桜7000本(同2月)-を輸出する。(山形新聞4月27日付より)