浜田港拠点化へ研究会設立 貨物量増や客船誘致(島根)

2016年05月30日

エリナのささやき

昨年に続き、若きカリスマ指揮者クシシュトフ・ウルバンスキーを迎えた東響新潟定期が昨夜ありました。これも若くしなやかなピアノ奏者アレクサンダー・ロマノフスキーとのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番にチャイコフスキーの交響曲第4番というロシア・プログラムで、明晰で豊かな響きを堪能。きなくさい帝政ロシア末期を予言するかのような、ティンパニの遠い響きが印象的。▼コンサートの前は、緑と花の地域づくりを目指している三条市保内を訪ね、保内公園まつりと、新しくできた交流施設「庭園の郷 保内」に行ってきました。保内の家々のいくつかの庭も「オープンガーデン」になっていて、地域の人も訪れる人も楽しめる一日でした。

地域ビジネス前線

◇浜田港拠点化へ研究会設立 貨物量増や客船誘致(島根)

浜田港を拠点とした物流促進など、港湾振興策について考える「浜田港拠点化形成研究会」の設立総会が20日、浜田市の浜田合同庁舎で開かれた。官民の計64団体が連携しながら、取扱貨物量の増加とクルーズ客船の誘致を活動の2本柱に据え、対策を展開していくことを申し合わせた。

会員には、島根県と県内10市町のほか、地場の製造業者や金融機関、さらに広島県三次市など同県北部の4市町も名を連ねた。会長には、浜田市産業経済部の中村俊二部長が就いた。6月にワーキンググループを設立し、具体的な協議に入る。(山陰中央新報5月21日付より)