外国語対応で安全な街へ 金沢東署、通訳チーム結成
2016年07月19日
エリナのささやき
高齢化や空洞化の影響でしょうか、市街地の中に空き家が目立って増えてきて、見てくれは悪いし、不審者が入り込まないか不安も募ってきます。きちんと管理するなり、利活用するなり、更地にするなり、何かの手立てが必要になっているようです。▼いまは、地域の人口流動量がビッグデータで簡単に分かったしまう時代なのですね。新潟市の天明町は、駅から徒歩10分ほどで、万代の繁華街も近いのに、エアポケットのように人の流れから取り残されてしまった古い町並み。その空き家をなくし、あるいはどう活用するかを町内で検討しているところに、新潟県立大の学生がアイデアを出す会が土曜にありました。地域と大学の協同がうまくいきますように。▼天明町、万代島ビルもすぐそこです。
地域ビジネス前線
◇外国語対応で安全な街へ 金沢東署、通訳チーム結成
増加する外国人観光客に対応しようと、金沢東署は署員の通訳専門チーム「Higashi Interpreter Team (HIT)」を結成した。英語などが堪能な6人がメンバーに指定され、手厚い対応とおもてなし体制を目指す。通訳専門チームができるのは県内の署では初めて。
署は管内にJR金沢駅やひがし茶屋街を抱える。北陸新幹線の金沢開業後、道案内や交通事故など外国人観光客らに対応することが増え、外国語での迅速な応対が不可欠になっているという。6人は金沢駅前、武蔵ケ辻、浅野川大橋の各交番と、生活安全、交通、警備の各課に所属。県警の通訳官にも指定されている。(北陸中日新聞7月13日付より)