酒田港の機能強化 岸壁延伸へ調査、設計(山形)

2016年07月26日

エリナのささやき

もし東京都民だったら、今回の知事選は途方に暮れるだろうな、という東京都知事選。東京都の電源のかなりの部分を担っている新潟県民としては、ぜひ他所にも気配りできる方にお願いしたいな。▼10月になると、新潟でも県知事選。こちらはどうなるのでしょう。▼広大なロシア極東の分散型電源開発は、日本でいえば離島での電源確保と同じようなもの、と言います。新潟県北部、粟島(人口370人)の写真を眺めていたら、こんな1枚が収まっていました。東北電力(株)粟島火力発電所(ディーゼル発電、総出力800kW)。近く、そっくり設備更新するらしい。海洋再生可能エネルギーの実証プロジェクトにも期待。

地域ビジネス前線

◇酒田港の機能強化 岸壁延伸へ調査、設計(山形)

コンテナ貨物取扱量が急伸している本県唯一の重要港湾・酒田港で、岸壁の延伸に向けた調査、設計事業が始まろうとしている。国際定期コンテナ船の2隻同時着岸を可能にするため。コンテナヤード拡張工事も年内完成を目指して順調に進む。

国土交通省によると、酒田港の輸出入のコンテナ貨物取扱量(空コンテナを含む)は2014年に全国一となる前年比84%増の伸び率を記録した。花王酒田工場の新工場やサミット酒田パワーの東日本最大規模となる木質バイオマス発電所が稼働すれば、さらなる増加が見込まれれる。既存岸壁の西側への延伸を検討する調査、設計事業は全額国費。事業費は3800万円。(山形新聞7月18日付より)