泉田知事4選出馬断念 船購入問題、本誌報道理由に(新潟)

2016年09月08日

エリナのささやき

長野で見た冬季パラリンピックの鮮烈な記憶が18年間、生き続けています。1本足で滑走してくる選手たちはアスリートそのもので、障がい者という言葉の持つ普通とは違う特別なイメージを超越し、ゲレンデ中が輝きに満ちていたのです。今朝、リオでパラリンピックが開幕。▼朝6時前に着いたバスタ新宿は、想像以上にこじんまりとしたバスターミナルでした。こんな早い時間にたくさんのバスが着くのですから、もっとトイレが多く、シャワーもあればいいのに、という印象。6時半オープンの観光情報センターには入れなかったのですが、窓から覗くと、観光案内、観光アプリ、チケット販売、外貨両替、クローク、宅配便など、なにかと役立ちそう。

地域ビジネス前線

◇泉田知事4選出馬断念 船購入問題、本誌報道理由に(新潟)

4選出馬する予定だった知事選(9月29日告示、10月16日投開票)から撤退し、一転して出馬しないと30日に表明した泉田裕彦知事(53)は理由について、県が主導する日本海横断航路計画に関する新潟日報の報道を挙げ、「憶測記事や事実に反する報道が続いた。十分に訴えを県民に届けることは難しいと考えている」と異例の文書で発表した。

泉田氏は県議会2月定例会で出馬の意向を表明。自民、民進、公明、社民、生活の5党に推薦願を出したが、いずれの党も対応を保留し続けている。横断航路計画が暗礁に乗り上げるなどここ最近の県政の混乱から、泉田氏への批判が強まっていた。(新潟日報8月31日付より)