エアソウル社長 米子・ソウル便毎日運航へ意欲(鳥取)
2016年10月27日
エリナのささやき
東日本大震災の津波で74人の児童と10人の教職員が死亡・行方不明となった宮城県の石巻市立大川小学校をめぐる裁判で、仙台地裁が市と県に約14億円の賠償を命じる判決を言い渡しました。もし自分に、津波にさらわれた子がいたら、果たして訴訟に踏み切るだろうか。この訴訟では、そんな自問にとらわれます。被害に遭った74人の児童のうち、訴訟に踏み切ったのは23人の遺族でした。10人の教職員の遺族の思いはいかばかりか。この裁判に勝者はいるのか。やりきれない切なさばかりが残るようです。▼宮城県松島にて(↓)。
地域ビジネス前線
◇エアソウル社長 米子・ソウル便毎日運航へ意欲(鳥取)
アシアナ航空(韓国・ソウル)が100%出資する格安航空会社(LCC)、エアソウル(韓国・ソウル)の柳光熙(リュ・グァンヒ)社長は20日、アシアナ航空から23日に運航を引き継ぎ、週3往復を飛ばす米子-ソウル便について「なるべく早くデイリー化(毎日運航)したいという思いがある」と述べた。搭乗率などの条件や具体的なスケジュールは示さなかったが、現在週5往復の広島便とともに、実現へ意欲を示した。
エアソウルは10月以降、アシアナ航空から順次地方5路線を引き継ぐ。米子を除く運航本数は広島、静岡、高松が週5往復で、富山は季節運航に切り替え、11月まで週3往復し後、来年まで運休する。(山陰中央新報10月21日)