クルーズ客1.3倍5万人 管理組合17年見通し(鳥取)
2016年11月16日
エリナのささやき
宮城県名取市に本社を置くセンコン物流が、中国・上海とロシア・ウラジオストクにある子会社2社の解散を決め、清算手続きに入ったという報道がありました(河北新報11月8日付)。同社によれば「中国経済は減速しており、ロシア極東地域は人口減で市場規模が小さくなる一方。業績の改善は難しい」のだそうです。中国経済はそこまで厳しいのか、という印象ですし、ロシア極東は政府が笛吹けど現実はなかなか…という感じでしょうか。▼他方、きょうのビジネス前線によればクルーズ客船ブームは続いているようです。毎日船の上、というのは退屈しないのかなぁ。
地域ビジネス前線
◇クルーズ客1.3倍5万人 管理組合17年見通し(鳥取)
境港管理組合(管理者・平井伸治鳥取県知事)は8日、境港へのクルーズ客船の寄港回数が2017年は16年の1.5倍の51回に上り、乗客数は1.3倍の約5万人に達するとの見通しを明らかにした。16万トン級の大型船や、日韓の都市を巡る定期クルーズなどがあり、周辺の観光振興に貢献しそうだ。
17年は、コスタ・クルーズ(イタリア)が日韓5都市を巡る定期クルーズの一環で「コスタ・ネオロマンチカ号」(5万7千トン)を4~10月に24回寄港させる。大型船ではノルウェージャン・クルーズライン社(米国)の「ノルウェージャン・ジョイ号」(16万トン)が11月に寄港する。(山陰中央新報11月9日付より)