北東アジア経済会議開幕 黒田日銀総裁が基調講演(新潟)

2017年02月21日

エリナのささやき

先週の「2017北東アジア経済発展国際会議(NICE)イン新潟」は、近年になく外国人の講師・報告者が多い会議でした。外国人が多いと、ロジスティクスで手間が増えます。特に初めての来日の方だと、成田空港から新潟までの乗り換え情報をこまめに教えたり、ついには出迎人を手配したりすることもあります。▼1日1便(夕方便)だけなのですが、成田空港-新潟空港の飛行機が重宝されています。初来日の外国人には難しすぎる複雑な駅の構造や乗り換えの心配がいらなくなります。昼頃にもう1便あると、なお便利なのですが…(写真は羽田国際空港にて)

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◇北東アジア経済会議開幕 黒田日銀総裁が基調講演(新潟)

北東アジアの経済発展や経済協力について国内外の専門家が話し合う「北東アジア経済発展国際会議」が14日、2日間の日程で新潟市中央区の朱鷺メッセで開幕した。環日本海経済研究所と県、新潟市でつくる実行委員会が主催し、前身の会議を含め26回目。研究者ら約180人が参加した。

米国のシンクタンク「ブルッキングス研究所」のシニアフェロー、バリー・ボズワース氏は、トランプ政権の経済政策をテーマに基調講演し、「アジアは自由貿易体制への認識を共有し、米国の保護主義にまとまって対応することが重要だ」と説いた。日銀の黒田東彦総裁はアジア経済について「『世界の工場』としての成長モデルは転換点を迎えている。今後鍵を握るのはサービス業だ」と強調した。(新潟日報2月15日付より)