丹南の伝統産業 韓国で発信充実(福井)
2017年02月23日
エリナのささやき
朱鷺メッセで消防訓練があった昨日、埼玉県ではアスクルの物流倉庫の火災が出火から6日たってようやく鎮火したようです。わが家にもやってくるアスクルの文具、その紙類やスプレー缶、食用油などが火に油を注いだのでしょう。近頃は火事も大規模化している感じで、怖いですね。▼ちなみに、昨日の消防訓練は腰痛が怖くて、パス。13階から階段を下りていくのは辛いです。本当に火事になったら、そんなことは言ってられませんが。▼本当に火事になったわが家の近所。この建物の中には何が置かれていたのでしょう。
地域ビジネス前線
◇丹南の伝統産業 韓国で発信充実(福井)
丹南地域の市民や商工業者でつくる「こしの都・百済文化交流協会」(三田村俊文会長)は21日、交流を続けている韓国・扶余郡の博物館に開設した丹南の伝統産業を紹介するコーナーをリニューアルする。国の伝統工芸品に指定されている越前和紙、越前漆器、越前焼、越前打刃物、越前箪笥の商品を使い展示し、その魅力を広く発信する。
韓国中央西部の忠清南道にある扶余郡は、古代に百済最後の都があった地。丹南地域に集積している伝統産業は、百済など大陸から伝わった技術文化が源といわれている。郡内にある百済の歴史遺産は15年、国連教育文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。展示コーナーは、世界遺産の一つ定林寺址にある定林寺址博物館の一角にスペースの無償提供を受け、11年に開設。丹南の伝統工芸品を並べ、各産業の歴史をパネルで紹介している。(福井新聞2月22日付より)