山形日本香港協が発足 インバウンド拡大目指す

2017年02月24日

エリナのささやき

「新潟空港アクセス改善研究会」の最終会合が先週、開かれました。県の試算では、新潟空港への鉄道乗り入れの採算を取るには、空港利用者数を新幹線で3~10倍、在来線で2.8倍に増やさなければならないとされています。ジリ貧の新潟空港で、路線拡大、利用者拡大の方策はどのように考えればいいのでしょうか? 滑走路の拡張の話題をさっぱり聞かなくなったのも、気になります。▼いまは季節運航のウラジオストク便(↓)、通年運航の復活はなるでしょうか。

地域ビジネス前線

◇山形日本香港協が発足 インバウンド拡大目指す

香港への県産農産物の輸出促進と、インバウンドの受け入れ拡大を目指し、県内の経済人らで組織する山形日本香港協会が17日、発足した。県内各業界が連携し、県産ブランド米「つや姫」などの農産物だけでなく、日本酒や工芸品など県産品の輸出に力を入れ、香港との関係を強める。

県経営者協会の寒河江浩二会長や山形商工会議所の清野伸昭会頭ら20人で発起人会を結成した。会長には発起人の一人で、在香港日本総領事館での勤務経験がある大沼瑞穂参院議員を選び、吉村美栄子知事が顧問に就任した。香港の準政府機関「香港貿易発展局」の支援を受け、北海道や宮城県などの同様の協会も加盟する日本香港協会全国連合会の地方組織として活動する。(山形新聞2月18日付より)